「普通のひと」の戯言

自分のことを「普通の人」だと思い生きる中年のブログ

今更の初ブログとWe are all alone

今更ブログ?

 

僕自身そう思う。instagramTwitterFacebookといったSNSが当たり前にあって、YoutubeやらTikTokやらTwitchやら、動画で配信するということが主流になってきている2022年のこの時代に「ブログ」である。

 

IT系記事や学習系、技術系のためになるブログや掲示板のまとめサイトや芸能などの世間の興味を惹くゴシップ発信ブログ、一部の有名人のブログ等は未だに価値があり、PVも多いものはあるだろうが、ただの普通の人の、世間の興味を惹く要素のない、雑談で大してためにならない、そんなブログに何の価値があろうか。

 

今更ブログ?誰がどう見てもそう思う。

 

ただ、たぶん僕は文章を書くことが好きなんだと思う。文章がきれいとか、上手いとか、才能があるわけではないけれど、文章を書き起こすことで気持ちが整理されたり、考えがまとまったりしていく。そして、結果として悲しい気持ちや腹立たしい気持ち、上手くいかないことへの苛立ち、そんなネガティブな気持ちが晴れてくる。逆に楽しいことや面白いことも文章に起こすことで、なにが楽しいと感じたかが明確になる気がする。…と、書くとなんだか人間味のないように見えるが楽しいことはたぶんよくわからないけど楽しかった!みたいなことを書くと思う笑

 

また、もしかしたら、誰かの目に触れたときに「あ、この人もおんなじようなこと考えてるんだ」とか思う人もいるかもしれない。そんな妄想をするだけでも、なんとなくある孤独感みたいな気持ちも薄れるし、コメントが来た日には、「おぉ!俺ごときの発言もコメントくれるほどちゃんと読んでくれた人がいるんだ!」とさらに孤独感が薄れるのかもしれない。

 

「孤独感」

最近TOEICで730点を目指し英語を勉強しているのだが、aloneという単語に目が留まった。エヴァンゲリオンの新劇場版の副題?でYou are (not) aloneという文字があったが、これは「君はひとりじゃない」という意味。notが()で囲まれているのはエヴァの考察ブログなんかで見てほしい。

 

alone、孤独、ひとり。そんな意味で捉え、You are not aloneは何となく孤独を感じたときに、「この空の下には同じような悩みや嫌なことがあった人もいるのだろう…」と思い気を紛らわしたりしている。

 

そんな折、最近Youtubeにて予備校講師の「西きょうじ」さんのYoutubeチャンネルで、Boz Scaggsの「We are all alone」という曲に触れていた。

 

We are all alone:我々はみんな独りぼっち

 

という解釈しかしていなかったが、リリース時の邦題は「二人きり」

 

そしてその西きょうじ先生のYoutubeを見て、自分でもBoz Scaggsの歌詞を見て、再度考えたら、

 

We are all alone:私たちすっかり二人きり

 

と訳したほうがいい。と確かに思った。

 

家で、彼女や配偶者といるとどちらの気分も味わう。

 

仲睦まじく、ソファに2人で腰掛けたり、ベッドをともにして2人で色々話していちゃついているときは、アパートの薄い壁や部屋のドアで外の世間から隔離されて、まるでこの世界に2人だけのような、幸せでロマンチックな気分で「二人っきりだね」の意味で「We are all alone」という言葉を思い描く。実に幸せな時間だ。大好きな大切な人と、いろんなことから切り離されて2人で愛し合う。

 

一方で、喧嘩状態や機嫌が悪いときは最悪だ。笑

ピリピリして、イライラが伝わってきてお互いに感情的になっていき、強い言葉で口論となったり、口をきかなかったり…そんな状態で薄い壁で世界と隔離された狭いアパートで2人でいても、いや、こんなに近くにいても分かり合えず対立してしまっているからこそ誰も理解してくれなくて、この世で俺は一人なんだな、みたいな気持ちで「独りぼっちだ」という意味で「We are all alone」という言葉を思い描く。まるで悲劇のヒーローやヒロインを演じているようだ。

 

ただ、日本語で考えたら「独りぼっち」と「二人っきり」という天国と地獄ほど真逆な言葉だが、英語ならどちらも「We are all alone.」

 

2人で一緒にいるなら、we are all alone.

 

今までは「二人きり」の意味を知らなかったこともあるけれど、we are all aloneは孤独を表す言葉だとしか思っていなかった。当然aloneの単語をみれば孤独が思い起された。

 

これからはaloneの単語を見たときに、「二人きり」という幸せな解釈も思い浮かぶようにパートナーのことを尊敬し、良好な関係を築いていけるように生きていきたい。

 

…こんなことを書いているということは今絶賛ギスギス中だからなのだけど。笑

 

俺への不満があったり、ギスギスしたりしながらも家にいてくれているパートナーに感謝です。俺は居心地悪いときは外に出でかけたりするので…良くないですね。

 

早く仲直りしてBoz scaggs の we are all aloneを2人きりで聞きたいな。

 

謝ったり、話し合ったりして早く仲直りしたい意思を伝えたい…

 

という、そこら中どこでもあるそんな戯言。

 

おやすみなさい。